エムやすさんのblog

なんちゃって法律家が気になったことを書いたり

中年の手習いで

株式投資をやってみた結果w

 

などとyoutubeの見出しみたいなことを書いたものの、始めたのはつい1週間前。

旧財閥系企業を10株ほど購入して100円ほどの評価益。購入手数料にも届いてないという状態だ。

海外投信の方がマシだなと思いつつ、とりあえずは1年程度は頑張ってみようかなと思う。

 

社会人を辞めて良かったことの一つが、新しいことにチャレンジできる時間ができたことだ。悪いことばかりではない。

たまには法律家っぽいことを

『地裁による違法判決が確定した』

 

最近読んだニュース記事見出しだ。

ある飲食店経営会社が都から時短を命じられたので損害賠償を請求したが、認められず敗訴の地裁判決が出たにも関わらず、負けた側がご満悦というものだ。

 

判決は簡略していうと、「時短命令は違法だが損害は出ていないから会社には損害がでておらず会社の負けだよ」というものだが、

ここで負けた側が控訴をしなかったり、控訴しても取り下げると判決が確定する。

そして確定するのは、「時短命令による損害が無いから会社の負け」の部分のみである。

時短が違法という判断についての法的効力は一切確定しない。

 

しかし、ここでニュース記事は『時短命令を違法とした判決が確定した』と記載する。

裁判所が都の行政に確定の違法判決を出したのだ!というある種誤解させる見出しだ。

 

まぁこういう裁判やメディアを通して行政の不備を訴えるしかない!という気持ちは分からなくはないのだが、

使い古された手法で市民をある種誤解させ、ご満悦顔をする原告やメディアに白けた気持ちになる法律従事者であった。

 

 

帰省にて

「にいちゃん、ちょっとどいてくれんか」

 

言われてハッとする。

「あ、すんません」と言いながら右側へ移動し、エスカレーターの通り道を開ける。

横を通り抜けて移動する人の背中を見ながら呟く。

「そうか、大阪やったな…」

 

ご存知かも知れないが、関東はエスカレーターの右側を開け、大阪ではその逆を開ける。

東京で働いている年数が多くなり、大阪に帰省した時にそのクセが抜けず通行を邪魔したという形だ。

 

いつもは親の関西弁を実家で聞いて帰省を実感するのだが、今年はこんなハプニングで実感するとはなぁ、と一人苦笑いするオッサンでした。

人徳とマイナカード

「やっぱり個人情報漏洩がさ~」

 

などと言ってマイナカード受取を拒否する知人がいる。

聞くたびに「誰もアンタの情報なんて欲しくないから…」というツッコミを心の中でやるのだが、逆に言うと彼の考えは、『自分の情報にはそれだけの価値がある』という自信の裏返しとも言えないわけで。

何物にもなれぬであろう自分には、同年代でまだその自信を持っている彼を少し羨ましく感じる。

 

まぁモノグサな彼であるから、単に取得手続きが面倒くさいからだというのが真相だとは思うが、

それでも彼と交友関係が途切れないのは、無根拠であろうと自信を持っている徳なる部分なのだろうと、彼と酒を飲みながら分析するのであった。

見てきたモノや聞いたコトいままで覚えた全部

干し柿か…それでこんなに甘いのに爽やかなんだな」(うろ覚え)

 

ご存知の通り餡子を使った最高のお菓子と言えば月餅である。

ずっしりとした食べ応え、上品な口当たり、名前も雅だ。

洋菓子派の自分もこれにはニッコリ。

 

冒頭のセリフは、漫画『マスターキートン』で主人公が中国人コックに月餅を御馳走するシーンでコックが言ったものであり、月餅の餡子に干し柿を練り込むことで、甘さが増すのにべた付かず爽やかな後味になる説明が主人公によりなされる。

 

20年近く前に読んで何を勘違いしていたのか、今の今まで月餅というものには干し柿が練り込まれているものと思い込んでいたが、どうやら違うらしい。

スーパーで月餅を買い、何気に成分表示を見たところ『干し柿』の記述が無い。

おや?と思いネット検索をしたら…という顛末。

 

自分の記憶がデタラメだと面白くない。そんな気持ちも分かるでしょう。

ええスーパーやったのになぁ…

「値引きシール貼っとくね」

 

低所得者特有の閉店前スーパー見切り食品を漁りをしていたところ、今日は急ぎの用もあって値引きをしていない総菜もカゴに入れていた。

するとベテランであろうおじさん店員にカゴを覗かれ、

店「あ、それ値引きできるね」

私「あ、そっすか」

店「少し早いけどいつも来てくれるからね」

私「…あ、どうも(ハァ~~、ええスーパーやったのになぁ…)」

 

時々ネットで論争になる、『店員に気を遣われるとその店に行かなくなる』論。

自分はまさにそのタイプだが、今回質が悪いのは、自宅最寄りのスーパーである以上は行かなくなる訳にはいかない詰み状態となった形ということである。

 

スーパー店員に改めて言いたい。客のタイプをよく観察してほしいと!

一人で閉店間際に来るオッサンは心の触れ合いを喜ぶ能力が皆無であると!

皆無であるがゆえに独り身なのであると!

 

全国のスーパーは新人教育マニュアルに、『気を使ってはいけない人種』の項目が設けられる日が来ることを切に願うばかりである。

 

人間の適応力を信じよう

「…紙ナプキン下さい…」

 

ゴミ減量のためか、自宅近くのマクドナルドは紙ナプキンを置いていない。

セット注文の場合は付けてくれるのだが、単品注文の場合は店員に別途お願いする他ない。

そしてコーヒー単品注文が9割の私も逐一お願いするのだが…どうにも抵抗がある。

 

ナプキンと言うと、どうしても女性用のアレを連想してしまうからだ(世の女性の皆さんに怒られそうだが)。

では「紙タオル」等、他に言い直せばよいが、そこの店員は「ああ、ナプキンですね。お待ちください」と元気よく言い戻す教育を受けてるらしく、9割以上の確率で空しい抵抗に終わる。

 

そんなとき、私はいつも「真夏の夜の〇夢」を思い出す。

ネットで一時流行になった同性愛向けコンテンツだが、初めて見た時は、「うげぇ、こんなん何が面白いねん…」と思ったものだが、今では動画ランキングで見かけるたびに視聴して大笑いをしている始末だ。

 

いつか、そこのマクドナルドで抵抗なく「ナプキン下さい!」と元気よく言える日が来ると期待して。