恒例の24時間テレビを思う
感動の押し売り、無意味なマラソン、偽善など批判が多い日本の名物番組だが、個人的には今のところではあるが、トータルプラスかな…とは思う。
やらない善よりやる偽善とも言うし、おそらくではあるが関連団体への寄付も社会貢献として成立しているのであろう。社会的ハンデを持つ方々への理解を深める機会にもなっていることだって否定できない。
ただ番組はこの先死ぬまで見ないだろう。
やはり感動の押し売りはキツい。番組の性質上どうしても憐憫の情を刺激せざるを得ないのは分かるが、「あ、泣かせようとしているな」という作成側の意図が丸わかりな演出には溜息しか出ない。
加えて社会的ハンデのほとんど無い人間ですら今の日本の未来に不安を抱えている。そんな人に不自然な演出を見せても、感動させるどころか、「いやいや、俺だって可哀想だよ」とヒネた気持ちにさせるだけだろう。
まぁ今のところはトータルプラスだとは思うので続けてもいいかもねとは思う。絶対見ないけど。でもマラソンはネット民との攻防が面白いので続けてほしい。