エムやすさんのblog

なんちゃって法律家が気になったことを書いたり

それは舞い散る雪のように

 花びらだったか。

 ともかく、最近ひとしお感じる老化について。

 

 人により異なった場面で感じることだろう。

 毛量、しわ、肌ツヤなど外見を鏡で見たとき、徹夜がしんどい、疲れやすい、食が細くなったといった体力の衰えを精神的に感じ取ったときなど様々だ。

 

 かくいう自分は白髪を見た時、である。もっと正確に言えば、床屋に行った時。

 もともと白髪が多い質であったので、鏡で見て少々増えていても特段気にすることは無かった。

 それがここ最近、月一回の床屋のとき、髪を切られるたびに雪のように白髪が綺麗に舞い落ちるようになった。それが妙に幻想的な光景であるため、自分の中で時の流れや死後の世界を連想させ、「あぁ~トシ食ったなぁ…」と実感させるのだ。

 

 人間いつまでも若いままではいられない。こうやって自分もいつかは老い、死を迎えることを実感できることは、余命を確認できるいい機会と前向きにとらえよう。ダラダラと過ごして後悔せぬように。